組合まつり

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東京伝統木版画工芸協同組合 【伝統工芸品】D-02

取り組み・活動について

今回PRポイント、見どころ(参加の狙い)
江戸期からの浮世絵版画の彫り、摺りの技術を駆使し、全ての工程を手作業で進めています。版木には細密な線の彫りに適した、又、摺りの摩滅に耐える山桜を、用紙には数十色もの色の摺重ねに耐えうる楮を原料とした越前の「手漉生漉奉書」を使用しています。昔ながらの技術と、人の手から伝えられるぬくもり、そして奥深い美の表現を見て頂ければと思います。

組合の2018年までの主な活動や過去とこれからの振り返りについて
広重平成版「名所江戸百景」120点、「東海道五十三次」、北斎「名橋奇覧」「諸国瀧廻り」「千絵の海」「冨嶽三十六景」の復刻を手掛けました。また、速水御舟のデッサン5点や、正倉院宝物5点を木版画にて再現しました。現在は鳥居清長の「袖の巻」シリーズを製作中です。

組合のビジョン(2019年以降のビジョン、2020年/2030年の具体的なビジョン等)
日本古来の原材料を用い、伝統技術を駆使した美術作品が再び私たちの生活に身近なものとなるよう、作品の製作はもとより、その鑑賞、技法の公開等を行い、技術の伝承に力を注いでいます。伝統的な木版ならではの、温かい作り手の息吹を、明日に残し伝えることができればと思います。

組合発足についての歴史やエピソード
「江戸木版画」製作に携わる版元、彫師、摺師、関連材料・道具製作者等が集合し、江戸木版画技術の継承と用材の確保を目指し、1992年に設立されました。1993年には、「江戸木版画」の名称で東京都より「東京都伝統工芸品」の指定を受け、2007年、経済産業省の「伝統工芸品」に指定されました。又、特許庁より地域団体商標登録を受け「江戸木版画」がブランド商品となりました。

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担当者高橋 由貴子

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東京都中小企業団体中央会 振興課 03-3542-0040