都城弓製造業協同組合

都城弓製造業協同組合

都城大弓

産品情報

小倉紫峯 作

「材料の吟味にこだわり一切の妥協を許さず」

大地の恵みである真竹と黄櫨。
竹は1000本以上切り乾燥に2年、手間暇かけ素材を厳選し、2/3は捨てる。
その勇気が質の向上に繋がります。
材料の吟味により、強く且つ軽い弓に仕上げることで、引き手が扱いやすいベースの弓を目指します。

楠見蔵吉 作

「理想の弓を求め作り続ける」

初代堀江善兵衛より七代目、都城の弓づくりの祖、楠見蔵吉の伝統を受け継ぎながら、現代の材料、技術との融合を図っております。
理想の姿を求めて、今よりも少しでも良いものをつくるため、手を抜くことはありません。
日々妥協なく、作り手としての弓道を探求し続けます。

南﨑寿宝 作

「材料の目利きと伝統を重んじ 日々弓づくりに励む」

大正11年創業以来、南﨑美利、操、寿宝と受け継ぎ、昔からの制作方法をもとに、深い裏反りと扱いやすい重さを意識し、日々精進を重ねております。鹿の皮から作った鰾(にべ)を使った弓も製作しており、「物」をつくる「者」として、制作途中の意気込みを射手の方へ感じてもらいたく思いを込め制作しております。

横山黎明 作

「〝冴えある弓″を求めて」

初代 宗吉がこの地で弓を手掛けて100年以上。以来4代に渡り受け継いだ伝統技術と経験を基に、材料となる真竹と黄櫨の本質を見極め、「裏反り」に拘り、製作しています。
​流行に流されず、伝統を追求、継承致します。

メッセージ

 都城市は、薩摩藩主家の祖となった島津家が誕生した島津荘と呼ばれる日本最大の荘園がありました。
鎌倉武士の気風を明治になるまで保持していたと伝えられる薩摩では、武道が推奨され、武具の製造も盛んでしたが、なかでも都城の大弓は名声が高く、江戸時代初期にはその製法が確立したといわれています。
その記録は、寛政10年から文政期(1789年~1830年)に都城島津家の記録方によって編纂された「庄内地理志」に記載されています。
実剛健、実践性に優れた薩摩弓の流れを汲む都城大弓は時代の流れとともに竹弓の曲線の美しさや次代に引き継ぐべき伝統的工芸品として価値が注目され、競技用の弓でありながら平成6年に国の伝統的工芸品の指定を受けました。
都城大弓の製造工程は200以上もあり、一人の弓師がすべて手仕事で仕上げています。
現在、4人(小倉紫峯、楠見蔵吉、南﨑寿宝、横山黎明)の伝統工芸士の資格を持つ弓師が雄大な霧島の麓で、一張一張丹精を込めて作り上げています。
伝統技術と弓師の魂が込められた一張を是非、ご覧下さい。

横山慶太郎

組合・団体情報

組合・団体名

都城弓製造業協同組合

住所

〒885-0033 宮崎県都城市妻ヶ丘町8街区14号

TEL/FAX

TEL:0986-22-4604 FAX:0986-22-4009

[お問い合わせ先]

東京都中小企業団体中央会 業務課

〒104-0061 東京都中央区銀座二丁目10番18号
TEL: 03-3542-0317 FAX: 03-3545-2190

本事業は、中小企業受注拡大プロジェクトの助成を受けて実施しています。

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