麺類の加工、製造及び販売業を行う事業者による協同組合です。
これぞ「粋」。そばは手繰(たぐ)って啜(すす)る。
江戸っ子のそばの嗜みといえば、お酒と〆のそば。お酒をつまみの肴と一緒にクイッと引っかけたのは、現代なら仕事の疲れを癒す時間、同僚や上司への苦言を吐く時間だったのかも。
酔いつぶれるようなことは無く、適量をクイックイッと一定のピッチで飲みながら、板わさや厚焼き卵、鴨焼などの肴を愉しみ、〆にせいろを手繰ってズズッっと一気に啜る。
ズズッ、ズズッ、ズズッと啜って腹八分目。
クイッと飲んでズズッと〆て、お勘定置いてくよっ!と帰っていく。カラッと爽やかな涼風のような存在感・心意気こそ「粋」の骨頂。
「職人技」。それは百店百味。
「そば打ち」「出汁・かえし」、それは、そば店主の想いの結晶。二八そばは、そば粉8:小麦粉2の割合で調合し、季節の乾燥状態に合わせて水加減を調整して、江戸特有の細くて長い麺、口あたりが良く滑らかな麺に仕上げます。
つゆは店の顔として、独自の素材で引いた出汁と寝かせ醤油を合わせ、みりんで味を調え仕上げます。
鰹・鯖など様々は素材の出汁、砂糖・醤油・みりんの調合比率は、店ごとに工夫され、せいろや温かいそばのつゆとして提供致します。
百店百味それぞれのそばつゆ。
皆様のお好みの味を見つけてください。
江戸職人技の継承
二八で繋ぐ粋なそば。
江戸生まれ、東京育ちの名物といえば、「二八そば」。
江戸中期から、およそ300年の歳月が経った現代、永く暖簾を守ってきた多くのそば専門店が東京にはあります。暖簾独自の技術・しきたりを、暖簾分け・独立するなどして現代まで継承し、江戸以来の味をお客様に味わっていただいております。
およそ300年、守り・発展させてきた伝統の技と味を、さらに次代へ受け継いで参りたいと思います。
組合・団体名
東京都麺類協同組合
住所
〒101-0051 千代田区神田神保町2-4
TEL/FAX
TEL:03-3262-5206 FAX:03-3262-5209
公式サイト
出展組合
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