当組合は、東京都内の書店を代表する唯一の団体です。明治20年発足の「東京書籍商組合」が元となり、現在に至っている歴史ある組合ですが、現在組合員数は250店強となり、1426店(昭和59年)をピークに年々減ってきています。ネット通販など書店以外の販売ルートが増えるとともに、個人のインターネットおよびスマートフォンの利用時間の増加による活字離れも進み、街の本屋は閉店を余儀なくされています。
当組合は、街の本屋が生き残っていくために、読書推進・取引条件改善等に取り組み、また、関係団体との連携を随時図っています。数多くの本をお客様に直接手渡すことができる街の本屋を存続させることが、社会への大きな貢献であるという自負を持ち、今後も活動してまいります。
さて、近年は東京都中小企業団体中央会の特別支援プロジェクトを活用し、公式YouTubeチャンネル「東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~」を開設し、書店紹介動画、爆笑問題太田光さんなど著名人のインタビュー動画、本屋を舞台としたドラマ制作、また『木曜日は本曜日』と銘打って上白石萌音さんをはじめ、錚々たる著名人の方々の「人生を変えた本」や本屋でのエピソードを公開したり、本屋を舞台にした謎解きゲームを開催するなどの取り組みを行ってきました。
そして、今年度も中央会の特別支援プロジェクトを活用し、11月上旬から「TVアニメ『ブルーロック』コラボ デジタルスタンプラリー」を開催し、本屋を盛り上げてまいります。
是非「TVアニメ『ブルーロック』コラボ デジタルスタンプラリー」にご参加いただき、お近くの本屋にお立ち寄りください!!
©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会